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つくるひと(生産者のみなさまへ)

有機JAS認証取得への道

有機野菜と表示して野菜を販売するためには、「有機JAS認証」を取得し、認定を受ける必要があります。

いざ認証を!といっても、
「どこに相談したらいいか」「書類の書き方がわからない」「認証費用は?」
など、わからないことばかり。

ここでは、有機JAS認証取得までの過程を順番に説明します。


1. 講習会への参加

まずは登録認定機関などが実施している講習会に参加して、有機JASのしくみについて理解を深めます。
有機JAS認証を申請する場合にはこの講習会への参加が必須になります。

2. 有機JASの基準を満たしているかどうか確認

講習会を受講し、有機JAS取得への意欲が高まったら、申請前に、自分の農場が有機JAS認証の条件を満たしているかどうか確認します。

  • 申請するほ場は2年以上(茶や果樹など多年生は2年)有機的管理(有機JAS法で禁止されている農薬や化学肥料を使用していない)が行われているか。
    ※尚、有機的管理が1年以上で転換期間中有機農産物として出荷が可能です。
  • (1)の記録が作業日誌等で記録されているか。
  • ほ場が周辺の田畑と明確に区分されているか。一定以上の距離が離れているか。
  • 従業員が生産工程管理責任者、格付担当者の資格を満たしているかどうか。 (講習会の受講が担当者の資格になります)

3. 登録認定機関へ申し込み、申請書の作成

登録認定機関から有機JAS認証に必要な申請書を取り寄せます。
申請書を書くにあたって、生産工程管理者や格付担当者を誰が行うか決定しておく必要があります。
登録認定機関に作成した申請書を送り、受理されると申請完了となります。書類に不備がある場合、書類についての是正措置が要求されることもあります。

初年度の申請書の作成は、2年目以降の基本となる枠組みの作成となるところですので、苦労される声も多く聞きますが、ここが認証取得への第一歩です。

認証費用については、登録認定機関によって検査にかかる費用が異なります。料金規定は事前に登録認定機関のホームページなどで確認しておく必要があります。

4. 検査

申請書が通過すると、いよいよ農場での実地検査です。検査日について事前に打ち合わせの連絡がきます。 検査は主に下記の方法で行います。

  • 申請者・生産工程管理者・格付担当者への聞き取り確認
  • ほ場や施設の実地確認
  • 作業日誌や出荷記録、購入伝票などの書類の確認

この方法によって、有機JAS規格に基づいた栽培方法が行われているか検査が行われます。

5. 判定委員会

検査した検査員の報告書に基づき、登録認定機関において判定委員会(認定の審査)が行われます。場合によっては書類の再提出や改善指摘事項を受け、改善を求められることになります。

6. 有機JASの格付および出荷開始

判定委員会によって認定が決定したのち、認定書が送られてきます。
これによって「有機JAS認定取得」となり、農産物や加工食品に格付(JASマークを貼付)をして出荷することができるようになります。

2年目以降認定を継続する場合は、再度申請書を提出し、この審査手順と同様に進めることになります。認定を継続するには年に1回検査を受ける必要があります。

用語の解説
【格付】
生産されたものを検査して、それが規格どおりかどうか確認する作業。有機農産物として出荷したり、JASマークを貼付するためには必ず格付を行わなければならない。
【格付担当者】
格付規程に基づいて格付を行う者。資格要件がある(下記を参照)。
【格付規程】
生産行程管理者が、格付のための検査方法や名称の表示など有機JAS規格に即した管理を行うために、自ら定める規程。
【生産行程管理者】
生産者の栽培方法を把握したり、管理したりする個人または、組織。
【生産行程管理担当者】
生産行程を管理又は把握する者。資格要件がある(下記参照)。生産行程管理担当者の中から生産行程管理責任者を選任する。
【格付担当者、生産行程管理担当者の資格要件】
  • 大学で農業生産に関係する課程を卒業したもので、農業生産又は農業生産に関する調査研究・指導経験が1年以上ある者。
  • 高校を卒業したもので、農業生産又は農業生産に関する調査研究・指導経験が2年以上ある者。
  • 農業生産又は農業生産に関する調査研究・指導経験が3年以上ある者。
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